1. これから不動産投資を始める会社員におすすめしたい物件の選び方

ここでは、不動産投資を始める会社員におすすめしたい最初の物件の選び方をご紹介します。

不動産投資では物件選びが肝心です。選び方を理解した上で、実際に物件を探してみましょう。

1.1 立地の良い物件を選ぶ

不動産投資において、物件選びの中でも特に「立地」は非常に重要な項目です。

収益性を考えれば利回りも大切なポイントの1つですが、家賃を支払う入居者がいなければ収入が得られません。

そのため、長期的に安定した賃貸需要が見込める立地であるか選定する必要があります。

たとえば、人口が増加しているもしくは人口減少率の低いエリア、主要駅へのアクセスが良い、最寄り駅までの距離が近いなど、お部屋探しをする入居者にとっても、立地は重要なポイントの1つです。

好立地の物件であれば、一定の賃貸需要を見込めるでしょう。気になる物件があれば現地に足を運んで、入居者の生活を想像しながら周辺環境も確認してみてください。

1.2 手頃な価格の物件を選ぶ

不動産投資では、金融機関から資金を借り入れて物件を購入するのが一般的です。

借り入れには審査があるため、実績のない不動産投資初心者がいきなり高額の資金を借り入れることは難しいでしょう。そのため、比較的ローンの借りやすい手頃な価格の物件から選ぶことをおすすめします。

不動産投資ローンを借り入れる際の審査基準は、主に2つ。契約者本人の勤務先や年収などの属性・信用情報と、物件の担保価値・資産価値です。

不動産投資初心者の場合は、自己資金を多めに準備する、金融機関に評価されやすい物件を選ぶなど、借り入れするための対策が必要になる可能性があります。

不動産投資ローンの審査や取り扱いのある金融機関の種類について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

1.3 管理の手間がかかりにくい物件を選ぶ

初めての投資物件であれば、分譲マンションのように比較的管理の手間がかかりにくい物件をおすすめします。

一棟アパートのように戸数が多いと、その分空室対策や修繕などの手間が増えます。

さらに、規模が大きいほどリスクも大きくなりやすいことから、初心者には不向きであるといえるでしょう。