「月5万円・3%・20年間」運用できた場合
- 元本720万円+利益約513万円=総額約1233万円
利益が約2倍になり、総額で1000万円を超えました。つみたてNISA制度を利用していなければ、支払う利益は約102万円になります。
長期間の積立投資により、預貯金で運用するよりも効率的に資産を増やすことができるとわかりますね。
実際にはどれくらいの年率で運用できるかは後にならなければわからず、損をする場合もあるのが運用の難しいところです。
ただ積立投資により、リスクを減らすことは可能でしょう。
まとめにかえて
投資は最終的にはご自身で「長期間運用しても良い」と納得できるものを選ぶことが重要です。
さまざまな角度から考え、実際に試算もして投資対象を検討されてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。特に老後資金準備にむけて、投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズやライフプランにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』の編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で趣味は音楽鑑賞と読書(2025年6月7日更新)