所得補償保険が向いている人
所得補償保険は、自営業者や個人事業主などに向いています。
自営業者や個人事業主は、給与所得者と異なり、公的保障が少ないという特徴があります。そのため、病気やケガで収入がなくなった際の補償を所得補償保険で備えておく必要があります。
自営業者や個人事業主にはない公的保障
病気やケガなどで会社を休むことになった際に受け取れる保障として、傷病手当金があります。
加入している健康保険から支払われるもので、支給開始日以前12ヶ月間の平均標準報酬月額を基に計算した額(休業前の給与のおよそ3分の2)が最長1年6ヶ月支払われます。
自営業者や個人事業主はこのような保障がないため、生活していくための保障として所得補償保険が必要だといえます。
収入保障保険が向いている人
逆に収入保障保険は給与所得者に向いているといえるでしょう。
もちろん、保険料の支払いに余裕があれば、自営業者や個人事業主は、所得補償保険と収入保障保険両方に加入しておくと安心です。