収入保障保険とは?

収入保障保険は、生命保険会社が販売している商品で、被保険者が死亡もしくは高度障害の状態になった際に、保険金が支払われる仕組みとなっており、病気やケガの補償とは異なる点が特徴です。

収入保障保険の特徴

収入保障保険では、被保険者が死亡もしくは高度障害の状態になった際、保険金を原則として分割形式で受け取るという特徴があります。

仮に毎月に分けて受け取ることを選択した場合、働き手を失った家族は、これまで給与を受け取っていたのと同じ感覚で保険金を受け取ることができます。

保険期間は、年齢を基準として55歳や60歳までと決められるものと、契約してからの期間を基準として契約後20年間などと決めるものがあります。

どちらも柔軟に設定することができ、「子どもが独立するまで」、もしくは「退職年齢まで」など、家族のライフプランに合わせて設定できます。

収入保障保険のメリット・デメリット

収入保障保険のメリットは、死亡保険という位置付けではあるものの、比較的安い保険料が設定されていることです。

また、保険期間の経過に伴い保険金額も減っていくことから、定期保険と比べると合理的な保障体系になっている点もメリットといえます。

ただし、掛け捨て型がほとんどのため、解約返戻金がない点がデメリットです。

さらに、終身保障ではないこともデメリットといえるでしょう。

また、死亡保険ではあるものの保険金が原則として分割で支払われるため、まとまった金額が用意できないというデメリットもあります。