やわらかな春の日差しを感じる季節になり、いよいよガーデニングが楽しい時期を迎えました。
冬の間は少し寂しかったお庭やベランダも、これから色鮮やかな花々で満たされていきます。ベランダガーデニングを楽しむ方にとっても、園芸店に春の訪れを告げるさまざまな苗が並ぶこの季節は、今年はどんな植物を育てようかと想像が膨らみますね。
お気に入りの花をひと鉢でじっくり育てるのも素敵ですが、いくつかの植物を組み合わせる「春の寄せ植え」は、手軽に自分だけの小さな庭を表現できる魅力的な楽しみ方です。ガーデニング初心者の方でも、ポイントを押さえれば手軽に素敵なひと鉢を作ることができますよ。
今回は、環境さえ合えば比較的管理が簡単で、毎年お花を咲かせてくれる多年草の中から、寄せ植えの主役として華やかな存在感を放つ3種類の植物を、参考価格とともにご紹介します。
1. 植えっぱなしでも毎年咲く!春の寄せ植えにおすすめの多年草3選
センスの良い寄せ植えを仕立てるための第一歩は、全体のテーマや印象を決定づける「主役」の植物を選ぶことです。
主役の花が決まれば、それに合わせて引き立て役のカラーリーフなどを組み合わせることで、初心者でも美しくまとまりのあるひと鉢を作ることができます。
1.1 ラナンキュラス・ラックス
まるでバラのよう!エレガントな花姿の「ラナンキュラス・ラックス」1/6
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幾重にも重なる薄い花びらが、まるでドレスのフリルのように華やかなラナンキュラス。春の寄せ植えにパッと明るい彩りを取り入れたいときにぴったりの植物です。一株あるだけで、ブーケのような愛らしさを玄関先に添えてくれます。
近年は、花びらにワックスをかけたような光沢がある「ラックスシリーズ」など、育てやすい品種も園芸店でよく見かけられます。
通常のラナンキュラスは初夏に球根を掘り上げる手間がかかりますが、ラックスシリーズは水はけのよい環境であれば、掘り上げ不要でそのまま夏越しできるのが大きな魅力です。
※参考価格:500円~800円前後(3.5号ポット苗)
1.2 シルバーリーフと可憐な花が魅力の「ローダンセマム」
大人シックな雰囲気が上品な「ローダンセマム」2/6
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ナチュラルで洗練された空気感を演出したい場合には、細かく切れ込んだ美しい銀葉(シルバーリーフ)を持つローダンセマムがおすすめです。
落ち着いたトーンの葉色が、マーガレットに似た春らしい可憐な花色を際立たせ、大人っぽい上品なひと鉢に仕上がります。開花期間が長く、春から初夏にかけて次々と花を咲かせてくれるのも嬉しいポイントです。
比較的耐寒性があり、環境に合えば毎年花を咲かせるため、長く付き合える多年草です。草丈が少し高くなる性質を持っているので、寄せ植えの中段から後方に配置して立体感を出したりすると、美しいレイアウトになります。
※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)
1.3 春の寄せ植えを明るく彩る「マーガレット」
春ガーデンのヒロイン候補「マーガレット」3/6
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春のガーデニングに欠かせない、親しみやすさと愛らしさを兼ね備えた花といえばマーガレットです。すっと伸びた茎の先に咲く清楚な花姿は、どんな植物とも相性が良く、寄せ植えを明るく爽やかにまとめてくれます。
定番の一重咲きだけでなく、華やかな八重咲きや、丁字咲きと呼ばれるユニークな咲き方のものまで、品種のバリエーションが非常に豊富です。花色も白、ピンク、イエローと多彩で、選ぶ色によって寄せ植えの表情が大きく変わります。
日当たりの良い場所で育て、咲き終わったお花をこまめに摘み取ることで長くきれいな状態を保てます。ただ、寒さや高温多湿には少し弱いため、梅雨時は雨を避けて、冬は鉢ごと暖かい場所に移動させてあげると安心ですよ。春風に揺れる可憐な姿は、見る人の心を和ませてくれるでしょう。
※参考価格:300円~600円前後(3号~3.5号ポット苗)
2. 初心者でも失敗しない!寄せ植えを美しく仕立てるワンポイント
主役・脇役・グリーンを組み合わせた春の寄せ植えの例4/6
LIMOガーデニング部撮影
寄せ植えをバランスよく素敵に仕立てるコツは、「主役・脇役・グリーン」の3つを意識して組み合わせることです。
今回ご紹介したような主役の花を中心に配置し、その足元や隙間に引き立て役となる小花(脇役)や、動きを出してくれるカラーリーフ(グリーン)を添えてみてください。
これだけで、ぐっと立体感が生まれ、お店に並んでいるようなまとまりのある寄せ植えに仕上がりますよ。
3. 華やかな春の寄せ植え。お気に入りのひと鉢、作ってみませんか?
今回は、春の寄せ植えの主役として存在感を発揮する3種類の多年草をご紹介しました。どれもお庭や玄関先をセンス良く彩ってくれる、魅力あふれる植物ばかりです。
いきなり大きな寄せ植えを作るのが難しいと感じる場合は、まずは気に入ったひと株をシンプルに鉢に植え、お気に入りの鉢カバーと合わせてみるだけでも十分におしゃれな空間を演出できます。そこから少しずつ、相性の良いカラーリーフや小花を足していくのも楽しいものです。
多年草は、水やりや置き場所などの環境を整えて適切にお手入れをしてあげれば、翌年の春にも再び花を咲かせてくれます。
季節の移ろいとともに成長していく植物の姿を見守る時間は、日常に豊かな彩りを添えてくれます。ぜひ、今年の春は心惹かれるお花を迎えて、ガーデニングの季節を楽しんでみてくださいね。
※本記事は再編集記事です。
4. 参考記事
5. 3. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
6. こちらの記事もおすすめ!「プリムラ主役の大人かわいい寄せ植え」
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LIMOガーデニング部撮影
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LIMOガーデニング部
