汗ばむ日が増え、本格的な夏の訪れを感じる5月下旬となりました。
しかし、物価の上昇は依然として続いており、日々の家計管理に苦労されている方も少なくないでしょう。
特に、公的年金で生計を立てている方々にとっては、少しでも収入を増やしたいと考えるのは切実な問題です。
実は、公的年金を受け取っている方のうち、特定の条件を満たす場合に年金額に加算して支給される「年金生活者支援給付金」という制度があります。
この記事では、どのような方が給付の対象になるのか、具体的にいくら受け取れるのか、そして申請手続きはどのように進めればよいのか、年金生活者支援給付金の仕組みを詳しく解説します。
1. 年金に上乗せされる「年金生活者支援給付金」の概要
年金生活者支援給付金制度は、年金受給者の生活を支援することを目的に、2019年にスタートしました。
受給要件を満たす対象者には、2カ月に1度、公的年金の支給日に合わせてこの給付金が支給されます。
なお、2026年度の給付基準額は、前年度比3.2%の引き上げとなります。
次回の6月15日に支給される「4月・5月分」の年金生活者支援給付金より、2026年度の給付基準額が適用されるしくみです。
年金生活者支援給付金は3種類に分類され、受給している基礎年金の種類によって「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」に分かれています。
それぞれの所得要件などを満たしている基礎年金の受給者が、この給付金の対象となります。
