2020年の今日、公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。(初公開日:2020年9月5日) |
少し時をさかのぼり、今から22年前の平成10年。映画「リング」の大流行によりみんなが呪いのビデオテープに恐怖していた時代、日本の100歳以上の人口が1万人を超えたことも話題となりました。
そして現在。令和元年時点の日本の100歳以上の人口は7万1千人と、22年前の7倍にまで増加しました。最近では「人生100年時代」というフレーズが話題になっていますが、このペースで日本の100歳以上の人口が増加するなら、このフレーズは決して大げさな話ではないといえます。
2021年4月から70歳までの雇用が企業に努力義務化されることになりました。「人生100年時代」を迎え、定年退職の年齢も今後は70歳が当たり前となることも想定できます。
しかし、70歳で定年退職を迎えても、その先に30年以上の老後生活が待っていることを思うと、老後までにいくらあると安心なのか気になるところでもあります。
そこで今回は、70歳代の貯蓄事情についてみていきたいと思います。