1. 厚生年金と国民年金の平均はいくら?年金依存で訪れる未来
日本の公的年金制度は、2階建てが基本です。
厚生労働省「令和2年度 国民年金・厚生年金事業の概況」によると、公的年金の平均年金月額は以下の金額となっています。
〈男性〉
- 国民年金:5万9040円
- 厚生年金:16万4742円
〈女性〉
- 国民年金:5万4112円
- 厚生年金:10万3808円
これにたいし、65歳以上の世帯のひと月の平均支出額は夫婦世帯で25万5100円、単身世帯で13万2476円となっています。
単純に考えるのであれば、上記の年金月額でいまの自分の生活が成り立つかを焦点にした方が早いかもしれませんね。
とはいえ年金額にも支出額にも個人差はありますから、漠然と不安を抱えるのではなく老後にいくらの資産があれば生活できるのか逆算して対策することが重要です。