エントランスまでのアプローチや家周りに香りのよい花木が植えてあると、家に帰るのが楽しみになりますよね。

今回は、管理しやすい常緑の低木を中心に、香り高くお洒落な雰囲気の花木をご紹介します。

大人シックな庭作りの参考にしてください。

麗しい芳香を運ぶ「日本三大香木」とは?

春のジンチョウゲ、夏のクチナシ、秋のキンモクセイは、芳⾹がすばらしいことから「日本三大香木」と呼ばれています。これらの香木の特徴と育て方をご紹介しましょう。

ジンチョウゲ(沈丁花)

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春のお彼岸頃になると、上品な甘い芳香を運んできてくれるジンチョウゲ。白やピンクの小花を集めて咲く花姿も、どこか慎ましやかな風情のある常緑低木です。

半日陰の庭でも育てることができ、剪定もほとんど要らず、こんもりコンパクトにまとまりますよ。切り花として家の中に香りを持ち込んで楽しむのもステキです。参考価格:1500~2000円(4号ポット苗)

クチナシ

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光沢のある葉が美しい常緑低木。6月頃に白い花が咲き、甘い芳香を放ちます。八重咲きはゴージャスで、一重咲きにはは清楚な雰囲気があります。

ちなみに、実がなるのは一重咲きのみ。八重咲きのクチナシには実はなりません。どちらも乾燥に弱いので、夏は水切れに注意して育てましょう。参考価格:八重咲き1200~3000円(5号ポット苗)一重咲き1000~1500円(5号ポット苗)