5. 厚生年金と国民年金に依存しすぎない!

年金の受給額について、夫婦形態や働き方によって整理していきました。

冒頭の「月21万9593円」とはイメージが大きく変わったのではないでしょうか。

年金だけで老後を暮らすのが不安な方は、対策として資産形成が必要です。

最近では投資へ促す国の動きもあり、資産運用が気になっている世帯も多いでしょう。実際に若い世代を中心に投資を始める方も多いです。

とは言っても、万人に有効な方法はありません。小さなお子さんがいるご家庭と、比較的資金に余裕のあるご家庭では、資産運用に回せる割合が違ってきます。

老後までの期間も長いほど有利となるため、年齢でも有効な手段は変わるでしょう。

年金の額が働き方や夫婦形態によって異なるように、資産の準備の仕方も人それぞれだということです。

まずはご自身の老後を想像しながら、どんなマネープランが必要かをじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

参考資料

太田 彩子