5. つみたてNISAやiDeCoで後悔3. 金融機関をきちんと選べばよかった

つみたてNISAやiDeCoは、証券会社や銀行などの金融機関で開設することが可能です。どこでも同じ金融商品を扱うわけではないので、事前に自分が投資したい商品を扱っているか確認しましょう。

また選ぶ金融機関によっては、つみたてNISAへの投資でポイントが付与される・ポイントを利用して投資できるなど、さまざまなサービスを行っています。

一度はじめれば長期間利用することになるので、投資をはじめる金融機関はしっかり比較して選びましょう。

6. つみたてNISAやiDeCoで後悔4. 売却タイミングを考えておけばよかった

はじめるのは意外と簡単でも、多くの方が悩むのが終わり方、つまり売却時期です。

つみたてNISAの非課税期間は20年間。つみたてNISAは非課税期間終了後もそのまま保有できますが、課税口座にうつれば課税対象になります。

非課税期間の終了後には、非課税期間満了時の価格から値上がりした分が運用益になります。

例えば40万円で投資をし、非課税期間満了時には20万円、その5年後に30万円になって売却した場合、損失になると思いますか?利益になると思いますか?

実は、この場合は非課税期間満了時の価格の20万円で買い取ったという判断になるため、30万円で売却した場合は、10万円の利益になってしまいます。

非課税期間満了時の資産価格によっては、余分な税金がかかることを知っておく必要がありそうです。

iDeCoについても、現時点では原則65歳までのつみたてが可能で、最長75歳まで運用可能です。

ただし、制度上は75歳まで運用できても、ご自身のライフプランに合った売却タイミングかどうかも考える必要があります。年齢によっては、iDeCoの方が売却までの期間が長い方もいるので、その点についても把握しておくべきでしょう。