2. 厚生年金に加入すれば保険料が発生する

厚生年金に加入するということは、当然保険料が発生します。これまで夫の健康保険上の扶養に入っていたいわゆる「第3号被保険者」では、保険料負担がありませんでした。

毎月どのくらいの保険料が発生するのか気になりますよね。

厚生労働省の「社会保険適用拡大特設サイト」によると、厚生年金保険料の目安は以下のとおりです。

  • 120万円:9000円
  • 150万円:1万1600円
  • 200万円:1万5600円
  • 250万円:1万8300円
  • 300万円:2万3800円

※年金保険料は概数であり、実際の金額とは異なります。

こちらに加え、健康保険料も発生します。参考までに、東京都の協会けんぽの保険料(40歳以上)を確認してみましょう。

  • 120万円:5700円
  • 150万円:7300円
  • 200万円:9800円
  • 250万円:1万1600円
  • 300万円:1万5100円

※健康保険料は概算であり、実際の金額とは異なります。

2つの保険料を合わせると、それなりの負担になることがわかります。月額10万円ほどの収入のうち、数万円が引かれるのは負担に感じるかもしれませんね。

ただし、上記は事業所と折半した金額です。会社が半分を負担してくれていることを考えると、国民年金よりも手厚く感じるのではないでしょうか。