「つみたてNISAとiDeCo」実際にはじめている人の割合は?
まずは実際につみたてNISAやiDeCoをはじめている人の割合を確認します。
「つみたてNISAやiDeCo 利用していますか?」
- つみたてNISAのみ:8票(28%)
- iDeCoのみ:0票(0%)
- どちらもしている: 3票(10%)
- どちらもしていない: 18票(62%)
回答数:29
どちらもしていない人が約6割と最も多くなりました。しかし、4割の方は運用をしているとわかりますね。
次に「つみたてNISAのみ」が約3割、「どちらもしている」が約1割。まずはつみたてNISAからはじめる方が多く、iDeCoの割合が少ないとわかります。
つみたてNISAとiDeCoは毎月一定額を積み立てる積立投資で、通常は運用益に約2割かかる税金が非課税になる制度です。
つみたてNISAは「年40万円まで・最長20年間」非課税となる一方で、iDeCoの掛け金は個人によって異なり、国民年金被保険者であれば65歳まで加入できます。
両者の大きな違いとしては、つみたてNISAは途中引き出すことができますが、iDeCoは私的年金制度であり原則60歳まで引き出せません。
また、iDeCoには掛け金が全額所得控除になる、公的年金等控除や退職所得控除の対象になるといった税制上のメリットがあります。
iDeCoには税制上のメリットがありますが、つみたてNISAをはじめる人のほうが多い理由の一つには、原則60歳まで引き出せないという点が若い世代にとってはリスクになるのでしょう。