2020年~2025年で富裕層はどれくらい増えると推計されているのか

クレディ・スイス「グローバル・ウェルス・レポート 2021」を参考に、米ドル建てミリオネア(100万米ドル超の富を有する成人の数)の2020年と2025年の人数の推計を確認します。

ミリオネアの数は米国が最も多く、2020年で2195万1000人。2025年には2805万5000人までに増え、27.8%増加すると推計されています。

2位の中国は2020年に527万9000人とアメリカのおよそ4分の1ですが、2025年には1017万2000人までに増えると推計されます。およそ93%も増加するとされており、中国とアメリカの富裕層の人口差は縮まっていくと考えられるでしょう。

日本は2020年に366万2000人ですが、2025年には541万1000人と47.8%の増加が予測されており、2020年の中国と同程度になります。

日本に住んでいる身としては実感できない方も多いと思いますが、確実に資産を築く方もいるのですね。

次にドイツ、イギリス、フランスとなりそれぞれ200万人台ですが、フランスは2025年には70.1%増え、ドイツやイギリスを追い越すと予測されています。