3. 自分の年金見込額はどうやったらわかるのか
自分の年金の見込額を知る場合、誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」が参考になる場合があります。特に50歳以上の場合は、「今の収入が継続した場合」での見込額が記載されているため、目安がつかみやすいでしょう。
一方、50歳未満の方の場合、ねんきん定期便には「これまでの加入実績に基づいた試算額」しか記入されていません。
そのため、実際の受給額よりも少ない金額になることが一般的です。この場合は「ねんきんネット」で試算してみるのが正確でおすすめです。
ねんきんネットとは、日本年金機構が運営するサイトのことで、主に自分の年金受給額をシミュレーションすることができます。
これまではユーザIDを取得する必要があり、さらにユーザIDを取得するには、基礎年金番号やメールアドレスを入力して登録申請することが必要でした。
しかし現在は、マイナポータルを経由することでログインすることが可能になりました。ねんきんネットに登録できれば、これまでの加入実績や将来の年金見込額などが確認できます。
冒頭で触れた「転職」の影響についても、収入見込額を入力すれば将来の年金額をシミュレーションすることもできます。
こうしたツールを駆使することで、正確に年金見込額を把握しましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)