20~70歳代「貯蓄ゼロ」と「3000万円以上」の割合は?

70歳代の貯蓄は「貯蓄ゼロ」と「3000万円以上」で二極化していますが、それは他の年代でも同じでしょうか。

同調査の二人以上世帯の20~70歳代の貯蓄を確認しましょう。

【年代別】貯蓄ゼロ・3000万円以上の割合(平均・中央値)

  • 20歳代:37.1%・0.6%(212万円・63万円)
  • 30歳代:22.7%・3.3%(752万円・238万円)
  • 40歳代:24.8%・4.8%(916万円・300万円)
  • 50歳代:23.2%・12.9%(1386万円・400万円)
  • 60歳代:19.0%・22.8%(2427万円・810万円)
  • 70歳代:18.3%・22.1%(2209万円・1000万円)

まず平均と中央値をみると若年層ではまだ貯蓄が少なく、それに伴い貯蓄ゼロの割合も多い傾向にあります。

一般的には30~40歳代で住宅ローンや教育費・養育費を払い、また女性が育児のために働き方をセーブするなどで世帯年収が低くなる家庭もあるでしょう。まとまった貯蓄を築くにはまだ難しいといえます。

50歳代になれば世帯年収も上がり、教育費がなくなる分、貯蓄ができる世帯が増えるでしょう。

ただ50歳代の貯蓄分布を見ると「貯蓄ゼロ」が最も多く、次いで「3000万円以上」となっており、貯蓄の二極化傾向は50歳代でもあらわれていることがわかります。

60歳代でも貯蓄ゼロと3000万円以上で二極化しており、それは70歳代でも同じでした。

これまでの貯蓄があらわれやすいのが50歳代といえ、その傾向はそれ以降も続く可能性が高くなると考えられるでしょう。