厚生労働省の「令和4年度 離婚に関する統計の概況」が2022年8月24日に公表されました。
離婚件数や過去70年間の推移、都道府県別など詳しく見ていきましょう。
【離婚件数】70年間の推移は
同調査より、まずは70年間の離婚件数の推移を確認しましょう。
離婚件数は1950年~1963年までは減少傾向にあったものの、1964年以降増加し、1984年から1988年に一時減少。
1/4
出典:厚生労働省「令和4年度 離婚に関する統計の概況」
2002年には約29万組まで増えましたが、2003年以降は減少傾向となっており、2020年は約19万3000組でした。
【都道府県別】離婚件数と離婚率はどれくらいか
離婚件数は地域によって違いもあるのでしょうか。
都道府県別の離婚件数を見ると、東京都、大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県、福岡県と都市部で目立ちます。これは人口の多さも関係しているでしょう。
2/4
出典:厚生労働省「令和4年度 離婚に関する統計の概況」
離婚率をみると沖縄県が最も多くなっています。
それ以外の都道府県では大差がないですが、北海道、関東、大阪府、福岡県で多い一方で、秋田県や山形県、北陸地方では少ない傾向にあるとわかります。
離婚件数「同居期間別」ではどの期間が多いのか
次に同居期間別に確認します。
3/4
出典:厚生労働省「令和4年度 離婚に関する統計の概況」
同居期間別では「5年未満」が最も多く、次に「5~10年」と「20年以上」が同程度となりました。
1950年から2020年の推移を見ると、一貫して「5年未満」での離婚が最も多い一方で、「20年以上」が増えていることがわかります。
このことから結婚して5年未満で離婚を決断する夫婦が多い一方、現代では熟年離婚が増えているというのもわかるでしょう。
離婚の種類別の推移
協議離婚や裁判離婚といった種類別の離婚件数も確認しましょう。
4/4
出典:厚生労働省「令和4年度 離婚に関する統計の概況」
協議離婚が9割、裁判離婚は1割程度で推移しています。
裁判離婚を種類別にみると調停離婚は近年低下している一方で、審判離婚が上昇傾向へ。和解離婚は1.3~1.6%、判決離婚は1%程度で推移しています。
まとめにかえて
離婚に関する最新統計を見てきましたが、ご家庭によりさまざま事情があるもの。一つの目安としてみていただければと思います。
参考資料
宮野 茉莉子
