夫に先立たれた妻【遺族年金】を受け取れないことも。厳しい受給要件を再確認
遺族厚生年金と遺族基礎年金が受給できる人や要件とは
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新型コロナウイルスの感染拡大により、飲食店などを経営する個人事業主の方々の資金繰りが厳しく、毎月納めるはずの国民年金保険料をうっかり忘れてしまうこともあるかもしれません。
公的年金には、老齢年金の他に、障害年金や遺族年金があります。今回は、一家の大黒柱に万が一のことがあったとき、家族が受け取る遺族年金についてのお話です。
遺族年金を受け取るには、どんな要件を満たす必要があるのか、または、どの程度受け取れるのかなど、案外知らない人は多いのではないでしょうか。今回は、特に大事な遺族年金の要件を詳しく説明します。
執筆者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年勤務したのち、FPとして独立。ひとりひとりのお金に対する価値観を大事にしながら、ムリのない節約術を提案している。他のメディア媒体でも、お金に関する記事の執筆を行う。読者がすっと理解できるよう、文章の構成や表現などを意識している。LIMO編集部では、お金やペットの記事を執筆。自宅では、3匹の猫(12歳~19歳)と暮らしており、猫の健康管理や介護は得意分野。趣味は、落語、宝塚。愛読書は、P・G・ウッドハウスのジーヴスシリーズ(2023年11月20日更新)。