1. 住宅ローンの繰上げ返済検討時に考えたい「住宅ローン減税」

住宅ローンの繰上げ返済を検討する時、確認しておきたいのが住宅ローン減税です。

住宅ローン減税とは、住宅ローンを借りてマイホームを取得する際、金利負担の軽減を図るための制度。

一定の要件を満たしたマイホームを取得することで、「住宅ローンの年末残高」もしくは「住宅の取得対価」、いずれか少ない方の金額の1%を所得税から一定期間※控除されます。

所得税から控除しきれない場合には、一部住民税からも控除となります。

※適用期間は新築の場合は原則13年、中古住宅の場合は10年

そのため、借り入れ後10年間(もしくは13年間)は繰り上げ返済しない方がよい場合もあるので確認するとよいでしょう。