おひとりさまの60歳代、貯蓄はいくらあると大丈夫なのか。物価はあがるのに年金は下がる日本
Coldimages/istockphoto.com
総務省によれば、2022年7月の生鮮食品を除いた消費者物価指数は102.2となりました。
これは2021年7月より2.4%の上昇です。
都市ガス代24.3%、電気代19.6%、食用油40.3%など身近なものの上昇が目立ち、生活にダイレクトに影響を受けていることでしょう。
物価の上昇は賃金上昇とセットで起こるべきものですが、残念ながら賃金があがる兆しはありません。
これは年金生活にも同じことが言えます。本来、年金の受給額は物価に連動して調整される仕組みになっています。
しかし現役時代の賃金が伸び悩む中、ここ2年は年金の減少傾向が続いているのです。
物価はあがらないのに年金は下がる。そんな日本において、老後の貯蓄の重要性は高まるがかりです。
とりわけおひとりさまは、自分一人でお金のやりくりをする必要があるため、不安は大きいかもしれません。
60歳代でいくらの貯蓄があれば安心なのでしょうか。シニアの貯蓄事情を参考にしながら、老後の備えについて考えてみましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)