夏のボーナス、もう受け取りましたか?使い道を考えながら、お金をいくつかの口座に振り分けようとしていると、
ふと「そういえば、3年くらい前に〇〇銀行で口座を作ったな…」と、思い出すことはありませんか?
もし、長年使っていない銀行口座がある場合は、「未使用口座管理手数料」が引かれていないか確認してみましょう。
ここ数年、メガバンクや一部の地方銀行で導入が進んでいる未使用口座管理手数料。
口座を放置していると、気づかないうちに手数料が引かれてしまうかもしれません。
本記事では、「未使用口座管理手数料」とは何か、対象口座の条件を解説します。また、口座を放置していても未使用口座管理手数料が引かれないケースも紹介します。
1. 未使用口座管理手数料」とは?
未使用口座管理手数料とは、「一定期間利用されていない銀行口座」に対して銀行が年1回徴収する手数料です。
口座の不正利用を防ぐ、そして口座の維持や管理にかかるコストの一部にこの手数料を充当するといった目的により、2021年頃からメガバンクを中心に導入が進んでいます。
銀行により条件は異なりますが、多くの銀行で対象となるのが「最終の入出金取引から2年以上経過した普通預金口座」です。
なお、入出金取引には普通預金利息や未使用口座管理手数料の引き落としは含まれません。
2. 「未使用口座管理手数料」年間1320円が目安に
未使用口座管理手数料の金額は、年間1320円(税込)で設定している銀行が多いようです。
ただし、手数料は銀行ごとに決められるため、ご利用の銀行ホームページ等で確認しておきましょう。