夏も終わりを迎えつつ、暑い中でも秋を感じる季節となってきました。夏が過ぎるといよいよ受験シーズンが到来します。
「受験」と聞くと、大学受験、高校受験そして大都市圏を中心に加熱している中学受験がすぐに思いつきますが、どの受験よりも早く行われるのが小学校受験、通称「お受験」です。
募集要項の配布から入試が9月から11月に集中しており、志望する私立小学校や国立小学校に入学するために年長の秋、つまり子どもが5歳や6歳の時点で臨みます。
小学校受験をする際、受験する数年前から念入りに準備をし、本番に臨むことが常識になっているのは中学受験に似ています。
しかし、中学受験以上に「親の受験」と言われているのは、子ども本人が「この小学校に入りたい」と明確な意思を示す以前から親が志望校を選んで対策を講じるからです。