1. 「つみたてNISA」口座数と対象商品数は?

まずは日本証券業協会の資料より、つみたてNISAの口座数を確認しましょう。

出典:日本証券業界「NISA口座開設・利用状況調査結果 (2022年3月31日現在)について」

2022年3月末には一般NISA口座が725万口座、つみたてNISA口座が396万口座。

つみたてNISAは2018年末の53万口座から大きく口座数が伸びています。

つみたてNISAの対象となる商品は全部で215本です。

  • 指定インデックス投資信託:185本
  • 指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等):23本
  • 上場株式投資信託(ETF):7本

出典:金融庁「つみたてNISAの対象商品」(2022年8月18日時点)

最も多いのは「インデックス投資信託」となっており、たとえば日本株式ならTOPIXや日経平均、世界株式ならMSCI指数といった株価指数などのベンチマーク(指標)に連動する運用成績を目指す投資信託になります。

株価指数がベンチマークとなるのでわかりやすく、初心者がはじめやすいインデックス投資信託ですが、中には選ぶのは避けたいものもあります。