直近半年間で、急激な円安と原油高で物価の上昇懸念が出てきています。
毎月の家計がギリギリの方は、苦しい状況ではないでしょうか。将来、物価上昇を心配すること無く悠々自適に過ごしていきたいものですね。
悠々自適に過ごすために毎月お金が入ってくる「仕組み」があったらと思う方も多いでしょう。
今回は、「月30万円」=「年360万円」の不労所得が得られる方法についてご紹介します。
筆者は以前に証券会社に勤めていたことから、様々な金融商品を取り扱っておりました。
そのため、今回は資産を保有することで安定的・継続的に受け取れる「インカム収入」が期待できる資産を4つピックアップします。
不労所得1. 債券
まずは、手堅いものから。不労所得で手堅く行きたい場合は、「債券」です。
国債であれば国に、社債であれば企業に、わたしたちがお金を貸している期間利息がもらえる仕組みの金融商品です。
債券は、債券の期間(貸している期間)と利率(もらえる利息)があらかじめ決まっているため、資金の計画が立てやすいメリットがあります。
また、債券の発行体(お金を貸している相手)が債務不履行にならない限りは満期時に元本が返ってくるため、一般的には他の金融商品に比べて安全商品と言われています。
とはいえ、現在金利状況は低水準が続いています。仮に個人向け国債の場合は、年0.05%の利息です。
年間360万円の不労所得のためには、元本は72億円が必要になります。
日本の国債は低利回りですが、ウクライナの情勢や原油価格高騰など、世界的に物価上昇している今であれば、高い利回りで運用できる債券もあるかもしれません。
ただし、海外の債券を活用する際は、どの為替水準で損を被ってしまうのかという「損益分岐点」を必ず確認しておきましょう。