虫や動物の被害

自然豊かな場所でキャンプを楽しむ以上、普段とは異なる生物との遭遇は避けられません。

虫で気をつけなければならないのは、蜂・ブヨ・ムカデ・ヒルです。特に、蜂による被害は毎年数千件にものぼり、毎年死者も出ています。そのため、肌の露出はできるだけ控え、線香や虫除けスプレーを活用して、虫対策をしっかり行いましょう。

また、地域によって異なりますが、キャンプで遭遇する動物は主に、タヌキ・キツネ・クマなどが挙げられます。特にクマは危険です。残飯を求めキャンプ中の人をクマが襲う事例もあるほど。

食料のゴミは放置せず、動物が簡単に近づけないように対策をしておくことが重要です。万が一、野生動物に遭遇してしまったら、安全第一を優先にやり過ごすことを考えましょう。多くの場合、こちらが刺激しなければ攻撃してくることは少ないです。

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焚き火による火事

キャンプで行う焚き火は楽しい反面、危険と隣合わせです。ひとつ間違えると大きなケガや火災につながります。実際に焚き火が原因で、テントに燃え移ってしまった事故も発生しています。

周辺に燃えやすいものがないか、近隣のサイトと焚き火を行う場所が近すぎないかなどを確認してから焚き火を行うようにしましょう。また、強風のときは焚き火を諦めることもマナーのひとつです。