1. 厚生年金と国民年金が公的年金の基本
日本の公的年金制度は、厚生年金と国民年金の「2階建て」から成り立ちます。
- 国民年金:日本に住む20~60歳未満の全員が加入し、保険料を一律で納める。自営業や専業主婦などが対象
- 厚生年金:会社員や公務員が加入。報酬に比例した保険料を納める、保険料は収入により変わる
上の表からわかるように、20歳から60歳までのほぼすべての人が国民年金に加入しています。
ポイントのひとつは、厚生年金は国民年金の上乗せ部分であるということです。
また、2016年から、パートの人でも、一定の条件を満たせば厚生年金に加入できるようになりました。
それ以降も、厚生年金の適用拡大は徐々に進んでいます。