政府が勧めるエアコンの使い方
エアコンをつけっぱなしにすることに「罪悪感」を抱える方は、国の要請する節電を意識しているのかもしれません。
最後に政府が勧めるエアコンの使い方を確認しましょう。
家庭の中の電気消費量「エアコン」は4位
節電というと真っ先にエアコンをイメージする方も多いですが、環境省「家庭でできる節電アクション」によると、電気消費量が多いのは電気冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコン、電気温水器の順番です。
エアコンの節電については、ポイントとして「カーテンで窓からの熱の出入りを防ごう」「フィルターの掃除はこまめに」「室外機の周りに物を置かない」「扇風機やサーキュレーターを併用して風向きを上手に調整」とした上で、「室内温度は適温に保つ」と説明されています。
夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の消費電力の削減につながるため、節電効果は高いです。とはいえ、まずはフィルター掃除や遮熱カーテンの利用などを検討してみましょう。
残暑を乗り切るためにエアコンと正しいお付き合いを
パナソニックの調査結果によると、寝苦しさを感じながらもエアコンを我慢する方は一定数いることがわかりました。
しかし、エアコンを消すことで寝苦しくなり睡眠を妨げられていては、健康上いいとは言えません。夏バテにもつながってしまうでしょう。
パナソニックや政府が推奨するエアコンとの付き合い方をおさらいし、残りの夏も乗り越えたいですね。
参考資料
太田 彩子