快眠のコツ5. 寝る前のお風呂を工夫

一度上がった深部体温は反動で下げようとする体の性質があり、この落差が寝入りやすさにつながります。

そのため、夏でも38~40℃のお風呂に10~20分ほどつかることで、深部体温を約0.2~0.3℃上げておくのがコツです。寝る1時間前に入浴するようにしましょう。

夏場はシャワーだけという方なら、足首・手首・首の後ろなど太い血管が通っている部分に合計5分ほど熱めのシャワーを当てることで、効率よく深部体温を上げることができるそうです。

快眠のコツ6. リビングや浴室の照度は落とす

入浴前には、リビングの照明をリラックスできるオレンジ色などにしておきましょう。入浴時に浴室の電気が明るい場合は、照明を消して脱衣所の灯りだけにするという方法もあります。

快眠のコツ7. パジャマは長袖・長ズボンを選ぶ

質の良い睡眠はパジャマも影響するそうです。しっかり汗を吸ってくれる綿やシルク製のパジャマを選びましょう。

直接冷気が当たり体を冷やし過ぎることを避けるため、長袖・長ズボンが理想的です。全身にかく汗を吸収する効果もあります。

快眠のコツ8. 在宅勤務の人は「入眠儀式」を作る

在宅勤務の方は、部屋着のまま仕事をしたり、そのまま寝てしまったりする方もいるかもしれません。

これでは脳のスイッチが寝るモードに切り替わらないため、睡眠の不調につながることも。部屋着から寝間着に着替えるなど「入眠儀式(ルーティン)」を作ってみましょう。