3.6 優秀な管理会社に委託する

マンション管理には、オーナーが入居者・物件すべてを自分で管理する自主管理と、賃貸管理会社に手数料を払って業務を委託する2つの方法があります。

管理会社へ日々の賃貸業務を委託すれば、入居者トラブル対応を管理会社にお任せすることが可能です。

入居審査を徹底してくれる管理会社やトラブル対応に長けている管理会社に委託すれば、オーナーへの負担を減らすことができるでしょう。

管理会社について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

3.7 サブリース契約を利用する

サブリース契約とは、サブリース会社がオーナーの所有物件を一括で借り上げる契約のこと。

サブリース会社と入居者の間で賃貸借契約が結ばれるため、ほぼすべての賃貸業務をサブリース会社にお任せすることができます。オーナーは入居者トラブルに悩まされることがありません。

ただしサブリースには、本来の家賃収入からサブリース会社への手数料が差し引かれる、途中で家賃減額や契約解除のリスクがあるなどのデメリットがあります。

オーナーの手間を省き空室リスクを抑えられるメリットとよく比較し、検討したいものです。

3.8 RC・SRC造の物件を選ぶ

木造や鉄骨造に比べて、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の物件は防音性が高く、生活音が響きにくいと考えられます。

入居者トラブルで最も多い騒音トラブルを回避するためには、購入する物件構造にも気を付けたいところです。

4. まとめ

不動産投資にまつわるリスクの中で、意外と見落とされがちで、かつ発生すると意外と厄介なマンション内での入居者トラブル。

トラブルがこじれると入居率にも影響することが考えられ、大家として「どう対処したらいいんだろう……」と悩むことも多いでしょう。

しかしできる限りマンション内トラブルを回避する方法は存在します。

ここでご紹介した8つのポイントに注意しながら、入居者にとって快適な環境を作り、大家としても手間のかからないマンション投資ができるようにしましょう。

※この記事はLIFULL HOME'S 不動産投資コラムより提供を受けたものです。

参照記事

LIFULL HOME'S 不動産投資編集部