【事前対策】あおり運転の被害者にならないために、できること
あおり運転の被害に遭う確率を少なくするためには、事前対策が重要です。本章では、事前対策と運転中に心がけておく4つのポイントをご紹介します。
ドライブレコーダーの設置
あおり運転の予防対策として有効なのが、ドライブレコーダーの設置です。万が一、あおり運転の被害に遭っても、映像が記録されていれば物的証拠として残せるからです。
また、自車の前後方向に「ドライブレコーダー録画中」を知らせるステッカーを貼ることで、あおり運転の抑止力にもなります。特に後方は、視認性の高いステッカーを貼り付けるのがおすすめ。後方にドライブレコーダーを設置しても、相手から認識されづらいからです。
事故やトラブル、あおり運転の状況証拠となるため、ドライブレコーダーは必ず搭載しておきましょう。
急発進、急減速は避ける
急発進や急減速は、走行している周りの車両に危険が及びます。特に急ブレーキは、危険回避のやむを得ない場合を除き「急ブレーキ禁止違反」となります。
他の車両に危険を与えないように、集中して時間に余裕を持った運転を心掛けましょう。
車間距離を確保する
車間距離は、危険回避をするうえでとても重要です。車間距離を確保することで、先行車の急な割り込みや、急ブレーキに安全に対処が行えるからです。また、前方を走行している車両に不快感を与えないため、あおり運転の加害者になることもありません。
「少し車間距離を取りすぎている」と、思う程度の車間距離を確保して運転しましょう。
無理な車線変更はしない
無理な車線変更や強引な追い越しは大変危険です。重大な事故やトラブルの原因にもなるからです。また、無理な車線変更や強引な追い越しは、意図せずあおり運転の加害者になる可能性があります。
十分なスペースと安全を確認したうえで、車線変更や追い抜きを行いましょう。