貯蓄3000万円以上貯めるに早めに動く
3000万円以上貯めるには、家庭によって状況は異なりますが、まずは世帯年収を増やすことを考えるのも一つの手です。
お子さんが小さかったり、家族の介護が必要だったりすると働きにくいですが、長期的な視点でキャリアプランを考えてみてもいいと思います。
また、現役世代の人は、「日常生活が忙しいから老後のことなど考えられない」「老後はまだ先のこと」と思っている人も多いでしょう。
ただ、まとまった貯蓄を得るには、長期間をかけて地道に貯めるのが王道です。「定年なんてまだまだ先」と思うのではなく、たとえば40歳から60歳までの20年間で2000万円を貯めるといった、具体的な数値目標を定めるといいでしょう。
今は、「つみたてNISA」「iDeCo」など、初心者でもはじめやすい積立投資の制度も整いつつあります。もちろんリスクはあるので、まずはこうした制度を調べてみることをおすすめします。
参考資料
- 養命酒製造株式会社「『夏冷え』と『夏の疲れ』に関する調査2022」(2022年8月4日)
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)詳細結果-(二人以上の世帯)」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)各種分類別データ」
齊藤 慧