貯蓄3000万円以上ある人の平均年収はいくらか

貯蓄というと、実際に貯蓄を多く蓄えている家庭の状況はどうか、気になるものです。そこでここからは、貯蓄3000万円以上を持つ人の家庭の姿を見ていきます。

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)詳細結果-(二人以上の世帯)」より、勤労世帯で確認します。

勤労世帯

  • 年間収入:992万円
  • 貯蓄:3397万円
  • 負債:596万円(住宅・土地のための負債550万円)
  • 世帯主の年齢:55.2歳
  • 女性の有業率:53.5%

年収は1000万円に近い水準です。貯蓄3000万円以上というまとまった金額を貯めるには、年収も大きく影響するのでしょう。

また、女性の有業率、すなわち共働き率は半分以上となりました。「パワーカップル」という言葉も出てきていますが、高年収を得るには共働きというのも効果的な選択肢でしょう。

世帯主の年齢を見ると50歳代半ばです。住宅ローンの残債と思われる負債は550万円です。