在宅介護で利用できる介護サービスと費用1. 訪問サービス

在宅介護で利用できるサービスには主に「訪問サービス」「通所サービス」「短期入所サービス」の3つのサービスがあります。

ここから、在宅介護で利用できるサービスの内容と、費用の目安を解説していきます。

まず「訪問サービス」は、介護や看護の専門職が自宅へ訪問して必要なサービスを提供してくれるサービスです。

訪問サービスは必要なサービスを必要な分だけ部分的に利用できることが特徴です。また、1日のうちに数回利用することも可能です。

訪問サービスには次のような種類があります。

  • 訪問介護
  • 訪問入浴
  • 訪問看護
  • 訪問リハビリ
  • 夜間対応型訪問介護など

その中でも利用する人の多い「訪問介護」は、訪問介護員(ホームヘルパー)が自宅を訪問して食事・排泄・入浴などの介護(身体介護)や、掃除・洗濯・買い物・調理などの生活の支援(生活援助)をしてくれるサービスです。

訪問介護を要介護1〜5の人が利用する場合の自己負担の目安は次の通りです。

訪問介護員(ホームヘルパー)の場合※1回につき(1割負担の場合)

出典:厚生労働省「どんなサービスがあるの? - 訪問介護(ホームヘルプ)」

身体介護中心

  • 20分未満:165円
  • 20分以上30分未満:248円
  • 30分以上2時間未満:394円

生活援助中心

  • 20分以上45分未満:181円
  • 45分以上:223円