春の訪れとともに、新年度に向けた準備が始まる季節です。年度末は、家計の見直しや将来のお金について考える良い機会ではないでしょうか。

2月は2カ月に一度の年金支給月でしたが、通帳に記載された振込金額を見て、これからの生活設計に思いを巡らせた方も多いかもしれません。

J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」によると、老後の家計が厳しい実態も明らかになっています。

60歳代では単身世帯の50.7%、二人以上世帯の33.6%が、年金だけでは「日々の生活費をまかなうのが難しい」と回答しています。この傾向は70歳代でも同様で、単身世帯の35.5%、二人以上世帯の26.5%が同じような経済的な課題を抱えている状況です。

「自分の年金額は平均と比べてどうなのか」「この先、年金だけで暮らしていけるのだろうか」といった不安は、多くの方に共通する悩みといえるでしょう。

この記事では、2026年度の最新の年金額改定の内容をはじめ、国民年金と厚生年金の平均受給額、そして年金で生活するシニア世帯のリアルな家計収支まで、公的なデータに基づいて詳しく解説します。

ご自身の状況と照らし合わせながら、今後のライフプランを考えるきっかけとしてご活用ください。