中学受験に向かって頑張っている小学生にとって、勝負の夏休みも2週間ほどが過ぎました。

小学6年生になると長時間に及ぶ講習会も珍しくなく、いわゆる「塾勉」の準備が必要な場合もあり、親の負担も軽いものではありません。

中学受験をするには3年生から4年生で入塾をし、受験学年では塾代がかなりかかります。高校受験や大学受験とは異なり、小学生が全て一人で課題をこなすことは不可能に近く、親の関わりが必要と捉えられています。

さらに、送迎や学習計画のスケジュールを考えたり、膨大な量のプリントの整理をしたりと親の負担も大きいです。

一方、内閣府が2022年6月14日に公表した「男女共同参画白書 令和4年版」によると、共働き世帯が1177万世帯、専業主婦世帯が458万世帯となっており、現代では共働き世帯が主流となっています。

出典:内閣府「男女共同参画白書 令和4年版」

共働き率が増えているにも関わらず、共働き世帯は不利と考えられる中学受験。どの学年から親の負担が増えるのか、また乗り越えられる方法について考えていきます。