金利相場が大きく動いています。

米国のGDP(国内総生産)が2期連続でマイナスとなったことなどを背景に金融市場では円高・ドル安が進行しました。

また、それと併せて長期金利も低下し、2022年7月29日には長期金利(10年物国債利回り)が約4カ月半ぶりの低水準を付けました。

金利の動向は、負債を調達する会社はもちろん、資産運用をしている人や住宅ローンを借りる人など、多くの経済主体に影響を与えます。

そこで今回は、債券の基礎を振り返ったうえで、住宅ローン利用者の金利に対する姿勢についてひもといていきます。