若ければ若いほど多様性に寛容
人材派遣業界で働く30代のDさんは「30代の自分たちも、それより上の年代と比較してかなり多様性に対して寛容になったが、今の若手社員はもっと多様性を重視している」と感じているのだそう。
Dさんが働く人材派遣の会社では、多様な生き方を希望する人たちに出会う機会も多く、社員として働くDさん自身もいろんな人の生き方を見て多様性とは何か?と考えることが多いと言います。
「ダイバーシティと言う言葉が広まったのは自分たちが就活している頃だったと記憶しているし、ダイバーシティを売りにしている企業も多かった。
でも、その頃のダイバーシティというのは『女性活躍』に偏っていたと今では思う。今の若い世代は、性別や年齢だけでなく、働くことへの優先順位も含めて趣味嗜好や本人のポリシーなどを非常に重視している。今の若い世代に学ぶことがとても多い」と話していました。
まとめにかえて
今回は、ゆとり世代の中堅社員が思う「最近の若手社員」とのギャップと共通点について話を聞いてみました。やはりそれぞれ生まれ育った時代の影響を大きく受けるものですね。
お互いにギャップを感じて戸惑うこともあるかもしれませんが、新しい考え方を取り込み、自分が変わるチャンスでもあります。前向きにとらえられるといいですね。
参考資料
大塚 ちえ