若手社員は落ち着いていて優秀

金融機関で働く30代Aさんは、「最近の若手社員はすごく冷静で、落ち着いて仕事をしている。そして、一度説明すると理解してくれる、比較的優秀な人が多いと感じる」と話します。

今の若手社員はいわゆる「Z世代」と呼ばれる1990年代半ば~2010年代に生まれた人達ですね。

「Z世代」はスマホネイティブ、SNSネイティブなどと言われるようにデジタルに強く、「モノ」よりも「コト」を重視する傾向にあると言われています。

「デジタルに強いので、学生時代にPCを使う機会が少なかったという子でもPCスキルを身に着けるのが早く、要領がいい。また、コロナ禍で入社したので在宅勤務の中、慣れない仕事をこなしてきたせいもあるのかもしれない。

コミュニケーション能力が高く、仕事に熱心な感じはないものの、一度やった仕事はそつなくこなすイメージ。自分でうまく仕事をコントロールして、プライベートともうまく両立している様子」とのこと。

この1〜2年はコロナ禍での入社で、入社した途端に在宅勤務もしくは在宅で研修と言う人も多かったでしょう。そんな彼らの適応能力の高さにAさんは驚いたのだそうです。

「自分が入社したばかりのときは慣れないPC操作に四苦八苦し、上司の指示にアワアワして常に緊張していた気がする。それに比べて今の若手社員は冷静で優秀だと感じた」と話していました。