飲みニケーションは不要と思いつつも…
ここまでは若手社員と中堅社員のギャップをご紹介してきましたが、ここからは共通点についても紹介したいと思います。
金融機関で働く30代のCさんは「正直に言えば、コロナ禍で飲み会がなくなったのはラッキーだと思っていた。お酒に弱いのと、夜遅くまで起きているのが苦手で、上司の昔話をだらだら聞くだけの飲み会には正直参加したくなかった。
今の若手社員も『できれば早く家に帰って自分の好きなことをやりたい』と思っている様子。自分から飲み会が苦手だと話してみたら、似たような心境を語ってくれた」とのこと。
飲みニケーションについては賛否両論ではありますが、プライベートと仕事の両立を好むZ世代にとっては「早く家に帰って好きなことをしたい」というのが本音なのでしょう。ゆとり世代の中堅社員の中にも同様のことを思っている人も多いかもしれません。
しかし、「でも、上司に誘われると無碍に断れず…結局二人して苦笑いしながら飲み会に参加するのがオチ」とCさん。頭の中では「飲みニケーションは不要」と思いつつも、誘われるとなかなか断れないものですよね。