3. 月30万円の不労所得を作る方法2. 投資信託
投資信託は国内外の株式や債券などが組み込まれ、資産運用のプロが運用してくれます。分散投資にもなるため、株式よりはじめやすいと考えるかたもいるでしょう。
毎月収入を得るためには、「毎月分配型」の投資信託を選ぶことになります。
しかし、毎月分配型の場合、利益が出ていなくても決められた分配金額があらかじめ支払われる仕組みになっているので、基準価格がなかなか上がらない場合もあります。
商品にもよりますが、たとえば元本に対して月1%の分配金がでる商品なら、年間12%の利回りとなります。月30万円(年間360万円)の不労所得を得るためには、3000万円の元本が必要となるでしょう。
毎月分配型には上記で述べたリスクもありますし、値下がりリスクもあるので、仕組みや投資対象をしっかり調べた上で検討しましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。