持ち家の3つのメリット

では次に持ち家と賃貸の、費用以外のメリット・デメリットを見ていきましょう。まず持ち家にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

持ち家のメリット1. 資産になる

持ち家では建物の寿命が続く限り、土地は半永久的に資産になります。子や孫などへ相続も可能で、さらにローンが終わっていれば担保にしてお金を借りることもできます。

また住宅ローンを借りるときに団体信用生命保険に加入していれば、申し込み人が亡くなると残りのローンが完済されます。つまり残された家族には、ローンの無い住まいが資産として残されるのです。

持ち家のメリット2. リフォームや建て替えが自由にできる

持ち家で一戸建てなら、リフォームや建て替えが自由にできます。

分譲マンションも内装など、規約で定められた範囲内でリフォームが可能です。

ただし分譲マンションの建て替えは、住民の一定数の同意が必要です。もちろん賃貸は、勝手にリフォームや建替えはできません。

持ち家のメリット3. 賃貸より建物グレードが高い

持ち家は建物のグレードが、賃貸に比べ高いことが一般的です。これは設備や内装などに、住んでいる間は修繕やリフォームが少なくて済むよう耐久性の高いものを使うためです。

しかし賃貸はできるだけ建築費用を抑えたいことなどから、価格を抑えた設備や内装材が選ばれています。