50歳代「おひとりさま」の貯蓄状況

では、次に50歳代「おひとりさま」の貯蓄額を確認しましょう。

50歳代・単身世帯の貯蓄(金融資産を保有していない世帯を含む)

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」をもとにLIMO編集部作成

平均:1067万円
中央値:130万円

  • 金融資産非保有:35.7%
  • 200万円未満:14.6%
  • 200~400万円未満:7.5%
  • 400~700万円未満:9.3%
  • 700~1000万円未満:7.1%
  • 1000~1500万円未満:5.3%
  • 1500~2000万円未満:5.9%
  • 2000~3000万円未満:5.9%
  • 3000万円以上:7.1%
  • 無回答:1.6%

平均値と中央値は40歳代よりもわずかながら底上げされています。とはいえ、金融資産費保有者と貯蓄100万円未満の割合は40歳代と同水準です。

定年退職が目前になり、健康のリスクなども高まる50歳代。働ける時間は限られており、給与もピークを迎えます。

貯蓄が充分ではない人は、収支を見直して少しでも早く、貯蓄作りに取りかかる必要がありそうです。