今から学びたい「富裕層に共通するポイント」3選

富裕層の人口や資産をみると、自分とは縁遠いと感じる方も多いでしょう。

ちなみに野村総合研究所によれば、日本の富裕層世帯数は約133万世帯でした。

出所:野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計」

たとえば資産をみても特に日本人は預貯金が多いですが、一般人とは違う視点を持っているからこそ富裕層になりえたとも言えそうです。

特に筆者が以前、金融機関に勤めていたときの富裕層には、次のような特徴がみられました。

富裕層に共通するポイント1. 時間をお金で買う

生活をするにも、教育をするにも、資産を持つにも、また病気など万が一の時にも「お金」は大切です。それゆえ、お金が一番とは言わないまでも、最も大切なもののうちの一つとする人は多いでしょう。

しかし富裕層はそのお金を払ってでも、「時間」を買おうとします。

無限にあると思われる時間ですが、誰にも平等に1日は24時間です。「時間をいかに使うか」が大事であり、時間や労力をかけるのがムダだと思えば、富裕層はお金で時間を買います。

生まれた時間で仕事のパフォーマンスを上げる工夫をしたり、プライベートでも楽しいと思えることに時間を使ったり、体を休めたりする方が多い印象でした。

富裕層に共通するポイント2. 売る時にいくらで売れるかを考える

一般的に買い物は「買ったら終わり」という消費をするもの。

しかし富裕層は特に高額商品を購入する時に、「売却価格はいくらになるか」といった投資目線を持たれる方が多いものです。

売るときの値段を意識してより良いものを購入する方も多く、その視点はわれわれ一般人も学ぶところがあるでしょう。