1. 「住んでから投資」のメリットをおさらい

「住んでから投資」とは、その名の通り投資用物件に自分で住んでみた後に賃貸物件として入居者に貸し出す投資方法のことをいいます。

住んでから投資における大きなメリットは、要件を満たせば住宅ローンの借り入れができること、そして住宅ローン控除を利用できることにあるでしょう。

そもそも住宅ローンは、自分自身や家族が暮らす住宅を取得することを目的に借り入れできるローンです。そのため、他人に貸し出す目的で取得する投資用物件には利用できません。

しかし、「不動産投資用」とされている物件でも、取得した自分自身が住むことは可能です。

したがって、自己居住用として取得し、きちんと要件を満たせば、住宅ローンを利用できるケースがあるのです。

不動産投資ローンよりも住宅ローンの方が金利が低く設定されていたり、さらに要件を満たせば住宅ローン控除を利用できたりするなど、住宅ローンを利用できるメリットは大きいでしょう。

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