将来の資産、どう増やせば

老後の資産準備はほとんどの場合、数千万円単位になることが想定されます。老後資金の準備を検討されている方のために、老後に向けて大きな資産をつくる際の3つのポイントをお伝えします。

世界株式への投資

投資するうえでは、「その資産に成長性はあるか?」というのがポイントとなってきます。

一般的には、成長性の高い資産はリスクも同様に高くなりますが、それでも高いリターンを狙うのであれば、そのリスクを取ることが重要となってきます。

先進国は経済成長が熟しつつある一方、新興国も含めた「世界株式」というくくりでは、より高い成長性が期待できるでしょう。

長期積立による長期運用

次に重要なのが、「長期・積立・分散」です。

金融商品の価格が日々変動することでリスクは生まれます。このリスクをいかに最小限に抑えることができるかが鍵となってきます。大きな金額で一括購入をすると、値下がりした際に大きな損を計上してしまう可能性があります。

一方、定期的に積立投資する場合は、価格が高い時には少量、価格が低い時には多量に買い付けます。

このように取得するタイミングを分散させることで購入単価が均され、値動きの影響を受けにくくなります。

また、投資は長期目線で継続することにより、成長性と安定性がうまく調和されていきます。効率良く、より安全に資産を増やしていくために、上手なリスク回避をしていきましょう。

投資と保障のバランス

最後に、「保障」と書かせていただきましたが、これは主に「保険」を意味します。「なんで資産形成に保険が関係あるの?」と思われる方もいらっしゃると思います。

積立投資を長期で実践する場合、定期的な収入が前提となります。

積立に必要な資金がなくなった場合、資産運用そのものが継続できなくなってしまいます。ケガや病気など、いつ何が原因でみなさんの収入がなくなってしまうかはわかりません。

ケガや病気などのリスクに備え、「万が一の場合でも、資産運用を継続できる」環境を整えてあげましょう。