3. がん保険の必要性は?
最近ではがんでも入院日数が減り通院が増えているとも言われますが、治療が長引く場合もあります。また、再発のリスクもあるでしょう。
「高額療養費制度があれば十分」という考えもありますが、先進医療を受ける場合には適用外となるため、先進医療に対する備えは必要といえそうです。
また、高額療養費制度があるものの、ご家庭の状況によっては貯蓄に不安がある方もいるでしょう。「保険ではなく貯蓄で備える」という考えもありますが、貯蓄が不足する場合には保険で備えておき、貯蓄が貯まったら解約するという方法もあります。
医療保険と悩まれる方も多いと思いますが、それぞれ特徴や保障内容が異なります。年代によってリスクや掛け金なども異なりますので、これを機に情報収集をしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。ライフプランにあわせた資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で、趣味は音楽鑑賞と読書(2025年3月16日更新)