子どもたちの夏休みもスタート。空前のアウトブームのなか「これからキャンプを始めたい!」という方も多いでしょう。
ここでちょっと気になるのが、キャンプ道具を揃えるための費用ですね。
テントやタープ、シュラフ、クーラーボックスなど、さまざまなキャンプ道具を揃える場合、数十万円かかることも。「これからキャンプを始めたい!」という人にとってはハードルが高いかもしれません。
そこで今回は「家庭にあるモノ」で代用できるキャンプ道具をご紹介していきます!
【キャンプ道具】家にある「こんなもの・あんなもの」で手軽に代用!
キャンプ道具の多くは見栄えや利便性(コンパクトにならないなど)を除けば、家庭にあるもので代用ができます。費用はかかりませんし、あらたに収納場所を確保する必要もありません。
1. 鍋やフライパンなどの調理器具
こちらは、既に多くの方が代用しているかもしれません。鍋やフライパンはもちろんステンレスザル・お玉・フライ返しなどの調理器具は、家庭用のものでじゅうぶん!
特に、取っ手が外せるフライパンや鍋はコンパクトに収納でき、持ち運びが便利なためオススメです。
ただし、焚き火料理をする場合、家庭用のフライパンの使用はおすすめしません。
テフロン加工の耐久温度は約260度なのに対し、焚き火の温度は260度から450度です。また、黒い煤が付着するのでとても汚れます。家庭用フライパンを使用する際は、ガスでの調理をおすすめします。
2. カセットコンロ
アウトドア用のガスバーナーはコンパクトで持ち運びが便利ですが、持っている方は少ないでしょう。でも、カセットコンロを常備している家庭なら多いはず。
また、アウトドア用のガスバーナーは、コンパクトで持ち運びしやすい反面、重量がある鍋料理などには向かない場合があります。これからキャンプを始める方は、カセットコンロで問題ないでしょう。
3. シュラフ(寝袋)やマット→布団や掛け布団
ファミリーキャンプや複数でキャンプをする場合、人数分のシュラフやマットを用意しなくてはなりません。そうなると、キャンプを始める費用も大幅に高くなります。
マットに関しては、低反発クッションシートなどで代用が可能です。
また、暖かい時期のキャンプ限定であれば、掛け布団やタオルケットで十分代用ができます。「真冬もキャンプをしたい!」という方は、シュラフの購入をおすすめします。
4. クーラーボックス→発泡スチロール
家庭に発泡スチロールがあることは少ないかもしれませんが、スーパーなどでは無料でもらえる場合もあります。
もちろん耐久性や機能性はクーラーボックスに及びませんが、使い方によってはクーラーボックスと同等の保冷能力を発揮してくれます。
5. グランドシート→ブルーシート
テントの底に敷くためのグランドシート。テントを長持ちさせるために必要で、多くの場合は別売りです。
このグランドシートはブルーシートで代用ができます。また、ブルーシートは設営する際の荷物置きに使うなど、さまざまな用途に使えます。