4. おすすめしないインデックス投信3:保守的すぎる銘柄

初めて資産運用をする場合、「出来るだけリスクを抑えた運用から始めたい。」という考えが浮かぶと思います。ですが、リスクを抑えた運用が必ずしも良いとは言い切れません。つみたてNISAの最大のメリットは、どれだけ運用益がでても非課税で受け取りができる点です。

つみたてNISAの仕組みは、「長期・積立・分散投資」というリスクを抑える3原則を実践しています。金融庁のデータによると、一般的な国内外の株式ファンドで運用した場合、20年の長期投資なら損失が出ておらず、安定したリターンが期待できるという結果がでています。

金融庁「教えて虫とり先生(第3回)」

過剰に分散投資をしている商品やリスクを抑えた安定を売りにしている商品であると、その分リターンの見込みも低くなり、つみたてNISAのメリットが最大限発揮されにくくなります。リスクが低ければ低いほど良いという考えはつみたてNISAにおいては注意が必要です。