「共働きで年収800万円」は理想か。年収800万円世帯の貯蓄・負債はいくら?
年収800万円世帯の共働き率も見る
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共働きが増えている現代。
内閣府が2022年6月14日に公表した「男女共同参画白書 令和4年版」によれば、2021年は専業主婦世帯を妻がフルタイムの共働き世帯が上回っています。
2021年の世帯数は以下の通り。
- 共働き世帯(妻がパート週35時間未満就業・妻64歳以下):691万世帯
- 共働き世帯(妻がフルタイム週35時間以上就業・妻64歳以下):486万世帯
- 専業主婦世帯:458万世帯
専業主婦世帯は最も少なくなりましたね。
一方で、少し前の調査にはなりますが、厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査」によると日本人の1世帯あたりの平均所得金額の中央値は437万円となっています。
世帯年収400万円が「日本のふつう」となっていますが、共働きであればその倍、「年収800万円」を達成することは可能でしょうか。
日本の平均的な年収や、世帯年収800万円の貯蓄事情を見ていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。