4. 「つみたて投資は放置でOK」は実は間違い?老後資産を減らさないためのポイント

近年の資産運用ブームをうけて「銀行に預けていても増えない」という認識が浸透し、株式投資や投資信託などに興味をもっている人もおおいでしょう。

投資信託は「毎月少額からでも積み立てができる」「手軽に分散投資ができる」というメリットがありますから、老後資産をコツコツ準備したい人に人気があります。

なかでも、世界の株式を投資対象としたものは今後も経済成長が期待できるため老後資産づくりに取り入れたい運用方法だといえるでしょう。

ただし「資産を増やす→減らさないよう守る」必要性が高まる老後においては、運用方法を慎重に選択する必要があります。

「つみたて投資は放置でOK」という言葉をよく目にするようになりましたが、若年から資産運用をはじめた人も自分が高齢になる頃には運用方法を修正する必要があるでしょう。

「若いから適していた投資対象・投資方法」を老後になっても放置していると、せっかく増やした老後資産を「いざ使いたい」というタイミングで大きく減らしかねません。

「将来、年齢にあった運用方法へ切り替える」ことを念頭に資産運用をスタートさせたいところです。まずはご自身のライフプランをじっくり考える時間を作ってみてはいかがでしょうか。

参考資料

尾崎 絵実